2007年11月2日〜3日の両日にわたり、横浜市で開催させていただきました第42回日本高気圧環境・潜水医学会学術総会は、471名(参加証発行数)ものご参加をいただき、大盛会のうちに終了することができました。多大なご支援・ご協力を賜りました皆様のおかげと、厚くお礼申しあげます。
本学術総会では、「高気圧酸素治療のエビデンスと標準化」をメインテーマに掲げ、19企画28セッション(招待講演2、特別講演2、鼎談、教育講演2、シンポジウム3、パネルディスカッション3、ワークショップ2、特別報告2、一般演題10セッション、DAN Japanと潜水医学情報ネットワークとの共催によるジョイントシンポジウム)に、42年間の本学会史上最多の87演題をご口演いただくことができました。
座長・司会、講師・演者の先生方は延べ125名にのぼりましたが、企画から開催にいたるまで、多くの先生方に大変なご無理を申しあげました。また、多数のご応募を賜り、質の高い演題をご発表いただき、時間の許す限り活発な討論を行っていただくことができました。ご尽力いただきました皆様に心から深謝申しあげる次第です。
本学術総会は、わが国の高気圧環境・潜水医学と医療の発展のために同じ目的を有する諸団体と諸個人が意思疎通し融和を図ることを目指しました。運営および学問上の論争を保障しながら「和を持って尊と為す」融和と寛容の精神を発揚できた総会になりましたことに厚くお礼申しあげます。
また、会期中、理事会、評議員会(社員総会)、学術総会(議事)、高気圧酸素治療安全協会理事会、高気圧酸素治療技術部会の各種会議(常任幹事会、幹事会、総会)および7つの委員会が開催され、事業内容と今後の課題について鋭意協議されましたことをご報告申しあげます。
本学術総会は、法人学会への移行後に開催された最初の総会であり、社会的な輿望にこたえうる学際的な総会として実現することを目指しました。臨床的実験的あるいは社会医学的医療経済学的なアプローチにより様々な問題点が抉り出され、多くの課題が明らかになりました。今後、こうした課題の一つ一つに真摯に向き合い学術研究を積み重ね、わが国の高気圧酸素治療と潜水医学の発展に繋げていただければと念じております。
本学術総会は当院高度救命救急センターと関連部門のスタッフによる手作りの運営を目指しましたが、受付や演題登録の不手際など、不行き届きの点が多々ございました。何卒ご容赦のほどをお願い申しあげます。
末筆ながら、皆様の益々のご発展とご健勝をお祈り申しあげ、お礼のご挨拶とさせていただきます。
2007年11月吉日
第42回日本高気圧環境・潜水医学会学術総会
会長 山本五十年
東海大学医学部専門診療学系救命救急医学
東海大学医学部付属病院高度救命救急センター